日本米粉協会は、広島県三原市で11月30日(土)に開催された「米粉フェスinみはら~米加工品の魅力~」(三原市、三原市農業再生協議会、中国四国農政局主催)に協賛参加し、賛同いただいた会員企業による米粉製品の展示・試食・実演や取り組み紹介するとともに協会の取り組み紹介等を行いました。
中国四国地域の米粉の取り組みはボリューム的にまだ小さく、その“伸びしろ”に期待されていますが、そのような中で広島県三原市では行政、JA、地元食品メーカー等が連携した米粉振興の取り組み「三原米粉の里プロジェクト」が始動するなど新たな動きが出てきています。
同フェスは、進化する米粉製品の認知度をアップさせて需要拡大を図るべく、象徴的な三原市から中国四国地域そして全国に向けて、三原市の取り組み、中国四国各地の米粉の取り組み、グルテンや用途別基準に基づいた全国の最新の商品開発の動向・調理方法、国の施策などを発信することを目的に開催されたものです。主催者発表によれば、米粉に関心をもつ消費者や食品関係者等約500人の来場がありました。
会場の三原市中央公民館には協会の専用ブースが設けられ、会員13事業者から提供いただいた多数の米粉製品やパネル・パンフレットなどの販促ツールを展示するとともに、うち5社からは社長や担当者が参加し、商品紹介や試験キット実演などを行いました。また、プログラムの一つである協賛企業・団体によるプレゼンテーションでは、会員2社がそれぞれの取り組みについて紹介、協会も、高橋仙一郎事務局長が、「日本米粉協会の取り組み」と題してノングルテン表示のガイドライン及び用途別基準の策定経緯、協会の設立、ノングルテン米粉認証制度・加工品登録制の運営、普及に向けた講習会の開催や輸出に向けた取り組み等について紹介しました。
会場を訪れた主婦は、「米粉製品がこれほどあるとは知りませんでした。ぜひ米粉を生活の中に取り入れてみたい」と語っていました。
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