駐日欧州連合代表部の公式ウェブマガジン「EU MAG」が12月6日発行版で「スペインから欧州へと広がる米粉ブーム」と題して、日本米粉協会が2019年に展開している(2018年までは実施主体はNPO法人国内産米粉促進ネットワーク)欧州での日本産米粉のプロモーションの成果を紹介しています。
紹介記事では、「日本産米粉の利点と可能性を見出したのは、スペインのグルテンフリー市場だった」として2018年1月に行った「マドリード・セリアック協会」会員などとの料理ワークショップをあげています。
この時の反響がソーシャルメディアで拡散され、また、参加した会員企業の卸売業社の「SDC社」が欧州で流通しているグルテンフリー食材と比べ秀逸している日本産米粉に注目、具体的な商流をスタートさせた、としています。
記事ではSDC社の担当者の話として「ワークショップでKomeko(日本産米粉)と出会ったのは衝撃的でした。きめが細かく、材料の質と製粉技術の高さが際立っていたからです」と、記述しています。
さらに米粉麺を独自輸入している「Kuraya」のオーナーにも触れ、「米粉でできているとは思えないコシのある食感にだれもが驚く」とのコメントを紹介しています。
SDC社は2018年12月の試験販売の評価を受けて今年も米粉、米粉麺を輸入Komekoを使った自社製品の開発を行っています。最後に担当者の「この素晴らしいKomekoをスペインだけでなく欧州各国にも食べてもらえるよう市場を広げていきたい」との、意気込みで結んでいます。
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