日本米粉協会は10月23日(大阪会場)、同27日(東京会場)に、「ノングルテン米粉の製造と同加工品普及講習会」を開催しました。同講習会は、米粉に関わる基本的な事項の確認とともに、ノングルテン米粉を使った加工食品の認知度向上と消費拡大を目的としており、昨年度に続いて2回目となります。今年度はコロナ禍の中、極力感染防止対策を講じた上での開催となりましたが、食品製造・加工業者や流通業者、米粉製造事業者、食品アレルギーに関心をもつ消費者、行政関係者、JA等原料米製造者などが大阪会場に28人、東京会場には40人参加しました。
日本米粉協会は、米粉の普及・消費拡大を図るためにノングルテン米粉認証とともに、ノングルテン米粉を使った加工食品が登録を通じて、広く認知されることをめざしています。
そこで、講習会では米粉をめぐる内外の最新情勢を踏まえ、海外のグルテンフリーの現状や食物アレルギーの実態、食品の安全に向けたコンタミ防止や今年6月に施行されたHACCP対策などについて、それぞれの専門分野の講師が講演を行いました。
そのうえで、日本米粉協会から、ノングルテン米粉の認証とともに、同米粉を使用した加工品の登録制について、各事例を踏まえながら説明を行いました。
また、グルテンなど食品分析に不可欠な検査キットについても、㈱森永生科学研究所とプリマハム㈱の協力を得て実演・展示が行われました。
講習会終了後、受講者には、ノングルテン米粉を使った加工品の登録の際に必要となる「修了証」が交付されました。
講演および講師は以下のとおりです。
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