日本米粉協会は10月22日(大阪会場)、同26日(東京会場)に、「ノングルテン米粉の製造工程管理JAS認証説明会」を開催しました。
同説明会は、米粉に関わる基本的な事項の確認とともに、今年6月から認証が始まったノングルテン米粉の製造工程管理JAS制度の認知度向上を目的として開催され、一般消費者とともに食品製造・加工業者や流通業者、米粉製造度業者などの各事業者、業界関係者、JA等が参加しました。
(両会場とも午前の部=一般消費者対象 午後の部=事業者対象)
農林水産省では昨年10月、米粉の製造工程においてグルテンの混入を防ぐことにより製品のグルテン含有量が1ppm以下となるよう製造工程を管理する規格である「ノングルテン米粉の製造工程管理JAS」を制定し、今年6月から登録認証機関である日本農林規格認証アライアンス(JASCERT)が認証を開始しました。
今回の説明会では、JAS法の目的から各時代の要請を受けた沿革、その対象などが紹介されるとともに、各製造工程で考えられるグルテン混入リスクや製造工程管理JAS規定で必要とされる項目について詳細な説明がありました。
日本米粉協会ではこれまで、米粉の普及や消費の拡大を図るために、ノングルテン米粉認証やノングルテン米粉を使った加工食品の登録を通じて市場への認知向上を図ってきましたが、新たに制定されたノングルテン米粉の製造工程管理JASを加えて、それぞれの特徴を生かし、国内はもとより海外への米粉製品の販売拡大につなげていくことをめざしています。
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