グルテン含有量が1μg/g(=1ppm)以下の米粉を認証する「ノングルテン(Non-Gluten)米粉認証」の第1号が6月14日に誕生しました。この製品はみたけ食品工業株式会社(本社=埼玉県戸田市本町4-1-1、武内秀行代表取締役社長)の「米粉パウダー 300g」です。ノングルテン米粉認証ロゴマークが添付された製品が近く店頭に並ぶ予定で、米粉の普及拡大の大きなバネになることが期待されています。
ノングルテン米粉認証は、平成29年3月29日に農水省が公表した「米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン」に基づき、グルテンを含まない米粉製品の普及に向けた表示方法として設けられました。
日本米粉協会は平成30年4月18日に認証を行う組織機関として一般社団法人日本環境保健機構(東京都中央区日本橋堀留町1-11-5 日本橋吉泉ビル2F、佐川久美子会長)を承認しました。同認証機関は、申請者であるみたけ食品工業㈱から提出された申請書等の書類審査、当該製品のサンプル審査を行い、さらにコンタミ防止対策等の状況を調べる工場審査を経て、その結果を判定委員会に諮り、慎重に審査した結果、当該製品のノングルテン認証を6月14日に決定しました。併せて認証ロゴマークが付与されました。
認証の有効期限は2年間です。この間、認証決定日から起算して11か月を経過した日から30日以内に中間検査が行われ、また必要に応じて抜き取り検査が行われます。
アレルギー患者の増加が言われる中、世界でも類を見ない“高水準”の1μg/g(=1ppm)以下の米粉の出現は国内外からの関心も高く、米粉普及の大きなバネになると思われます。今後、第2号、第3号のノングルテン米粉認証の誕生が期待されています。
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