グルテン含有量が1μg/g(=1ppm)以下の米粉を認証する「ノングルテン(Non-Gluten)米粉認証」の第2号が誕生しました。この製品は株式会社ネティエノ(山口県熊毛郡田布施町大字下田布施682-8、波賀正一代表取締役社長)の「やのくに純真米粉」です
ノングルテン米粉認証は、農林水産省が公表した「米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン」に基づく仕組みです。
ノングルテン米粉の第三者認証機関として登録されている一般社団法人日本環境保健機構(東京都中央区)が、申請書等の書類審査、当該製品のサンプル検査、さらにはコンタミネーション防止対策等の状況を調べる工場検査を行い、慎重に審査した結果、当該製品のノングルテン認証が決定され、ロゴマークが付与されました。
同社は苗の植え付けから収穫、精米・色彩選別、保冷倉庫への保管まで一貫した稲作を行っており、また、今年2月には専用の米粉製粉工場が完成し、米粉専用の製造ラインでコンタミネーションを防いでいるのが強みです。今後はノングルテン米粉100%を使った食パンやコッペパンの製造をめざしたいとしています。
アレルギー患者の増加が言われる中、世界でも類を見ない高水準の1μg/g(=1ppm)以下の米粉の出現は国内外からの関心も高く、米粉普及の大きなバネになると思われます。
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